時を乗り越える者

時間を超える意志的な現れ

蓄積

髑髏みたいな雲に乗り、織り込まれていく思いは、自らに逡巡し、時間に置いてかれ、可憐な我が子を武器に、にぶい音や、戦乱に巻き込まれ、孤独に苛まれる動悸や、道理を切り刻み、跡形もなくなる我々は、私であることも忘れ、与えられた教養などが謳う善悪…

夜の光り

ザラザラした夜だ、宇宙もガタガタゆれて、真理も潰えた夜だ、頭ん中空っぽで、きらいなものしか現れずに、変化なんかを謳う、変哲な奴らの商売敵として、普遍的なドレスを着て、世界を侮蔑する君の差別的な侮蔑から、シンドロームに巻き込まれ、混濁した意…

贖罪の鼓動

どんなもんよりも、気持ちよいものをみつけてしまったから、君はもう必要ないのかもしれないし、末端になびく端末的な憂鬱や幽遠にひろがる、負担するだけの過去の布団から這い出て、介する間に理解とは深まるよりも、負担に変わるだけであるし、不安に変化…

静謐な互換性

あの子は寒い中、自転車で愛を探しにいった。そこから続く、魔法には目を背けて、絶えず痛む身体を引きずりながら、延々と街をさまよう。すべては、枢要なほどに、あべこべになって、弁解ばかりで、考えることすら退化して、誰かが言ったことなんかを、その…

愛に似たもの

隔てるものもなくなって、君との距離も縮まって、ぬくもりあふれて、ふれあうと溶けてという、距離感の喪失による、依存的な何かや、にあわない過去を形成し、恋と名付けられた、愛するということとは、程遠いものに苦しめられながら、健気さを演じ、ほとん…

悔恨を吸った夜

モルタルで出来た闇、もたつく帰り道、持ち合わせの夜は、しあわせそうなだけで、しあわせであるということを、延々と引き延ばすだけで、堕落しては、屈折した最後に、猜疑心などをかかげては、ゼリーみたいな原色のベッドで、なおらない病などを加速させ、…

内臓を掻き鳴らす音

この世の汚濁の中で、ゴンゴンと音がなる頭、案山子どもがおどる暗い山、あらゆる過ちと、病な罠、感電死する動物たちの素粒子、手当がほしいからって、手当たり次第に撃ちまくる狩人、真因を狂わすための下僕や、ハイエナがたむろする十字路、やかましい過…

鍍金

退廃的な予感で羽ばたき、禁忌を飛び越え、禁欲を謳うだけの短絡的な信仰を超越する。たむろする所以は、自慢ばかりで、価値を振り回し、対話を用いずに、いびつな政治を用い、ブルジョワは裏切るためのツールとして、隠逸する瞬間に暴走し、相似するだけの…

帰巣

世界ももぬけの殻なって、誰もおらんところから、また思想は、はじまるんかいなと、はじもがいぶんもないままに、ままならぬ意識を駆除される前に、締結していく未来っちゅうもんだけが、注目をあびるべきであるし、あらゆる軋轢を引っぺがすために、この命…

夜の鼓動

静かな反抗により、静的に汚される夜。成否をたしなむ予感は、あらゆる法を用い、自らの正義を盾に、大義もないくせに、ままならぬ思いを、ネットワークを介してまき散らし、それがウイルスに変わり、他者に媒介し、すべてを毒に変える。言葉が反作用的に、…

怒号

尊い夜空の子供たち、ちきちく痛むこころの遊び場、バンザイとうるさい村人たちの平和のしわ寄せで、誰かが不幸になるというパラドックスや、痩せ細った犬がまき散らす伝染病や、数多のビル群がつき刺す痛みを、すぐ忘れるから、継続することも出来んと、す…

つまみ食い

のぞみもなく、ドレミの歌を歌い、短絡的な思いが、月夜を超えて、淵源になびく思いがたちまちをしのぎ、健全なままにつたい、つたない思いを超越し、伸び続ける意識は、なにごとにも邪魔されずに、むしばまれることなく、ままならぬままでも進み、歩み寄る…

くっ付くと寄り添う

きっともっとずっと孤独で、どこか遠くて、ありとあらゆるものに寄りかかりながら、価値観なんか葬って、あらゆる成り立ちは、立場を用いて、何かを傷つけるだけであるし、あらゆる意味によりかかり、加算されるだけのものに堕落し、いそがしく騒ぎたてて、…

戻る

あらゆる差とは幼稚なものを引き出し、卑近なままに悲観し、関するほどに監視し、緩慢にむすばれ、厭うだけにいたらせるようなギミックから、期待感を孕ませ、憎しみを充填させるような戦争の音や、ちくせきされる苦悩のぬかるみに嵌り、あまりある時折に規…

ふたりのおわり

森は慟哭する。反響する言葉を裏返しにして使い、つたない所以に攪拌される時に高揚し、猶予を嗜みながら、かみしめる時間とは、永遠に近いようで、それは瞬時に終わりを告げ、つたない瞬間は、主観をそこないながら、闇に粛清され、連動する意識は、境目を…

猥雑

時間に押しつぶされた虫たち、隠語を放つ夜の市街戦をくぐりぬけ、アンチテーゼを語る淫蕩な復讐劇から、劇的なセレナーデがふりそそぎ、カタルシスが瀰漫させる腹心にせまる悪意のどん底から、硬質な論理をたずさえ、哲学的な焦燥感をかかえた黒猫と共に旅…

ねむりなさい

この先もどのみち、ころころ転がって、勝手気ままに旅をして、道草食って、誰も居らんくても、くたびれへんし、ましてや寂れることもあらへんから、変革なんか謳わんし、変化なんか次々と起こるしで、変哲なまんまで、間違いも改めんと、時代性に錯誤しなが…

確信

まじわる先に、あなたがいても、なにかが始まるわけでもなくて、すべては合致せずに、出会いと別れを繰り返し、若いほどにすぐさまほどけるわけでも、年老いてから、ほどこされるものに引き摺られるわけでもなく、ただ分け隔てなく、誰かを愛しても、そこで…

散り行く時

確かめるまもなく、まとめられる日々にまたたき、まばゆく散り行く瞬間も、愛おしく思い、尊くまとまる所以もとめどなく、弔われる時に織り込まれる幽遠に肥大する忘却に現れる幽霊と化し、簡単に処理されるだけの動機が貪婪になり、広域化していく憎悪をよ…

流浪

全部が全部、商業主義的であるし、生産性に追われ、自らを機械化し、改革を謳うほどに、大義を忘れ、思想自体にまどわされ、自分を見失い、闘争機械として、戦争の奴隷として、革命の醜い落とし子として、あるいは、落伍者として与えられた使命により、放浪…

愛も愛

ぜんぶ君にめり込んで、のめり込んで、まだ足りんから、確かめたなって、早よ明日なってって願って、寝返り打って、運命に反して、関する間に愛も華やかなって、無くしたって、君の手は温かいなって、なんでもなくって、なにかがあって、新しなって、なんも…

過程

生きるとはあべこべなもので、生かされているなどとうながすほどに、この命は他者にゆだねられ、自らの意思はそこなわれ、そこかしこに、やましい思いをたずさえ、あたかも自分で選んでいるようで、意識することの奴隷として、ことばも持たずに、立場を利用…

おぞましい魔法

濃淡な霧の彼方、厳寒なひとときにせまる幽遠な鼓動、犠牲的な派生を取り出す匕首が制限を切り取り、永遠性を生み出すだけの儚い衝動性や、有限な時折にひずむ浪費的な資本制の闇、油然とわく本質的なものを嚮導するためだけに、このいのちとはためらいもな…

関与

カタルシスに至るために発せられる言語や、公約を打ち出すだけのゲノムや、短絡的な同意を求めるだけの簡易な商法などに騙されるだけの連綿としていく枢要な命たるもののを説き明かすための、摂理などを打ち砕きながら、唾棄するものなどは、長らくの冷めた…

さらなる愛

ふるい思い出は、すぐさま捨ててもて、持ってても、邪魔なだけやから、あらゆる域から放たれるグルーヴや、運命的なものすら跳躍し、悠遠になぶられるときめきや、配される間に緩慢に処理される精神や、成否を求めるだけの、堕落した誰かのジレンマや、懺悔…

睡魔

猫みたいに丸まって寝て、不自然にせかいを包括しとるんかいって、逸脱しはる瞬間はな、やさしい火傷をほどこしよるし、忘我に帰任する夜は、絶えず権威的に赤い紙をばら撒きよるし、暗澹とした世界に補填されるべき愛も、なにかを裏切ることだけが、世界を…

でたらめに打ち込むのだよ

均等なもんなんかおまへんから、だいたいでよろしいねんて、たんたんと語る、その語り口に、完成されずに、消費的な輩が管理下に置かれ、虐げられてまんねんとか、暗澹とした理由に引き裂かれた、彼や彼女らの憂鬱を取り除くような、希望だけが必要であって…

愛の配下

次々と分断される思いは、混沌へと巻き込まれるとか、うっとうしくも迫る端的なペシミズムを捲り上げるために、僕とは存在しないとダメなのかと、無残な記憶が何度も懺悔を繰り返しては、還元されるものだけが、絶えず消費的であるとか、あり物の感情がほど…

惰性な冬

古なったもんばっか集めて、あてがない日々で、何かを探すこともあれへんし、ドライな関係やし、生活感なんてあらへんし、あらゆるものは遮るだけやし、途端に生まれるもんは、邪魔ばっかりしよるし、がっかりすることばっかりやし、健気であることなんか、…

悪魔の角膜

非人間的な者と謳われる原理的な敵愾心を放つような陽気や、器としての君にそそがれるべき愛すらも無くなった後こそが、人間的なものの始まりであり、すべての敵意の発信地である嫉妬とのまじわりであり、あらゆる原因に即席の理由を打ち立て、あたかも勝利…