小薗学

時間を超える意志的な憐れや戯れ

距離

ふるびた獣たちの匂い。ウイルスに侵された世界がハイブランドみたいだと、悠揚にキスをする復元されるだけの彼や彼女たちの惰性な恋の結末。むすびめもほどけて、ヨレヨレなのに、あたかもずっと愛しているかのように示す間に私たちは淘汰されるの、だ。君…

超克

真綿のような日々に艶めかしく縁取られる普遍的という偏執から寝返り、偏狭か輩が示す差異や、生かされているという事実を押し付けるだけのルサンチマンを蹴散らして、戦慄き不自然に泣くだけの君の代償が打ち付けた罪などは、自分で勝手に消費してくれと、…

啓蒙

迎合される罪を引き延ばすための規律につまずく君。与えられた影響を信仰し、のたうちまわる先で気配を隠し、君を拘束し、社会という檻に閉じ込められ、正しいからと、意識的な折檻を自らに加え、また借りした自由と、法則的なものや、その場で適合するため…

濡れた肌

パーティーが終わった散らかった部屋。降り注ぐ孤独に嘆く君のドレスが、ぬけがらみたいで、乱れた呼吸が、玉響に吸い込まれ、壊れた心は枯渇し、現れる依存的な文字列に垂涎する意思に磔にされ、与えられた神を崇拝するだけの君たちの破片を詰め込んだ銃を…

自堕落

煙を吐き出す虫たち、笑い出す女の子。束縛されない彼らは、どうでも良いことを気にするのを辞めて、自らの魂を優しくなでる君の髪の毛が、神々しい季節を捕え、離さないようにと、騙し合う愛の彼方には、エモーショナルな羊が泣き叫び、対立する機影が、瞬…

対等

詩と労働は、同じ対価か、それ以上だと嘯く連綿たる主観に逃避していくだけの修羅を拵えた陰鬱な衝動性を、動物的に消費していくカフカ的な幻覚の青と白と、進路に蝿がうずくまる形而上的な旋律と、曖昧な価値をチクチクと縫い付ける母の呼吸から繰り出され…

準備

くたびれた季節を捕食する彼らの独占欲や、顕示欲なんかが、個人的な世界を破壊する現前。心地よい記憶、壊れた過去たち。死んだ様な目で、シワクチャな日々をながめて、しあわせなんかを謳うような奴らが大嫌いだから、気配を隠して、悠遠にひろがる思いの…

ドラマチックな窓際

書くこととは、今を目一杯に吸い込み、吐き出すこと。言葉をクレヨンで描く幼子のカタルシスが、月夜を切り裂いて、今とキスをする。揺籃で敷衍する神経質そうな皺。美声をなびかせるタバコを吸う鳥たち。未熟な壮年をゆたかにするために買うことなんかやめ…

暴かれる今

溶けた面影、原理的にとろける悠遠。不快感を攪拌させるような夕焼け。優美な微熱を抱えたミリタリズムが振るう斧や、槍が降る夜明け。互換される心が浄化され、さりゆく季節が羽化し、遠くの空を泳ぎながら、ふるさとを捨て、気ままに泳ぐ魚。ナーバスな女…

束ねる先

実りある日々と君。あてもなく彷徨いながら、泡沫の自由に現れる顛末に溺れて、面影も不確かで、情緒すらも潰え、得たものが不自由に変わるような余韻に迫る因果も、多目的なものを用いて、率いる理由が悲観するだけの怠惰な苦悩にすがる姿が滑稽であると、…

感受性の海

滞ることなく、ずっと無限で、疲憊しても尚、順序なく満たされて、手なずけられず、懐かしむこともなく、適応するよりも、敵対するよりも、より良いものを見つけていく。死を反芻する記憶を守る番人どもが、磔にする写真の中の死。緩急をつける原始的なあの…

ギミック

どこをとっても、完全に一致しない枝葉を眺めている。君の美しさと比べるべき対象を用いて、その場で線引きして裁くよりも、より良い価値を見出すべく、閉じ込められ、触れても良いと言われた場所でも、触れずに抑圧するような意志の力を蓄えて、短絡的な同…

むくんだ過去

力強く睨みつける目。諦めを知らぬ強靭な精神。成否を知らぬ肌は、定めを知らず、また目的も持たずにさまよう意思がたゆたい、たちまちにあふれる思いは、世界全体にぬくもりを与え、めり込む痛みに耐え抜き、孕んだ意思は懶惰なものを知らず、束ねた意思は…

この世の全て

病んだ奴らの大合唱が始まる。戦争で大儲けしたカエルがバカみたいな大声で鳴きまくる焦土。原始的な角を生やした兵隊たちが、なんか悪魔みたいだねと、ねじれた天国でカタルシスに至る原理的な幻覚や、大国にこびへつらい、コピペして参加するツールを破壊…

塗り潰す

君の正義も潰えて、独善的な主観に毒された症状から寛解し、懐疑的な日常から飛び立つ。太陽を朴訥に睨みつける君。ニヒリストたちが仕向ける閉鎖的な社会で鳴り響く鐘。誰かに価値だけで加工された真意などが迫り来る代償ばかりを求めるうるさい過去。そう…

硬化

不幸をもたらすのは、権力にあらず、それに反して、批判する弱者の群れであり、群れれば、群れるほどに増していく全能感により、我こそが正しいと、すべてを破壊することが、自らの役目であり、使命であると勘違いを施された管理下の中での革命は、絶えず独…

尊い行き先

慟哭の街も尊く結ばれるものも疎ましく感化するような篩をかけ、先鋭化する感覚によって、眠れぬ君の預言が効率よく金銭に変わるころには、正しさなんてどこにもないものを謳いながら、真理がどうとか、道徳が同化する真実などが、心因性の苦しみを孕んで、…

世界の始まり

うさぎの耳ん中で流動する意識。外は氷点下で、冬と比喩が似合わん形で、なんか夜のモノクロームを表現してるんやと、君はやかましく空に投げ掛けてるけど、いかんせん感情は裸やから、すぐ風邪かなんか引いてもて、なんか冬に弄ばれてて、かなわんなーいう…

孕む景色

お前の命を駆逐するチクチクする獣。強力な酸性の雨が降る懐かしい惑星の夜に寄りかかる余韻。インタラクティブなマーチが鳴り響く大きな母の背中。時代性の性悪説が降り注ぐ橙色の空。そばかすから産まれたクマたちが鍾乳洞で踊り、ワクチンも効かない身体…

捧げる

誰といたって、孤独なんだと君はうそぶく。はびこる悪意を充填させる愉悦や、勇躍し続ける先で破る夢。記憶に補足される有名な言葉なんてものは、今を法則的に拘束し、意思を飼いならすために意味を操作するし、あたかも正しいように示されたものにより、た…

幻想を抱えて、模倣するだけの普遍性が不衛生であるのにもかかわらず、懐疑的に乖離していく君の尺度なんかは、あいかわらず弱者の尺度であるから、理解できずに、意思から乖離し、意見に流されては、慣らされる現在とは、短絡的な罪の意識なんかを植え付け…

接続

脳内を循環するイデオロギーに侵される以前に、コピペして、偏向するだけの君の理想を駆逐して、チクチク痛む胸に集約される悪意みたいなものが、この世界を成立させて、あたかも正しいように振る舞いながら、舞い込む偶然の幸運や、偶像崇拝なんかにゆらぐ…

束ねる

空間と時間を捨てた死の周りを飛び交う身体を持たぬ鳥。リアリズムも衰退し、死に支配されるがゆえに現れる恐怖との対立。身体が抱く生との懐かしさにより依存するシーンとの決別を恐れては、震える意識が敷衍させる記憶との別離による不安により、意識的な…

絶えず巡る

神は遅いから無視して、時間を捨てた彼女のぺちゃんこな胸の中で粉々になったストーリーをリリカルなカッターで切り刻む先々では、汗だくで飛び上がる朝焼けに孕む意味の彼方には、過去も現在も未来もただ平行だし、そこでつながるものなどは、瞬時にやせ細…

無垢

黒々とした玉響になびく君の悩み事。やましい記憶を携えて、因果に尽きる慟哭。規制される思いがいぶかる先に堅持するものなどは、不必要な矜恃に満たないと、未来が嫌いな君は、今に悩むばかりで、不安に抑えつけられ、徒然なるままに生きることを忘れて、…

訪れ

涙も枯れた人々の生活。静謐なのは、何かに守られているというような混濁の中に潜む、密やかな愛であると、おごそかな成因にゆらぐ隠棲する時折につもる白濁の宇宙たる雪景色にとろける生後から勇躍し、数々のジレンマに汚される前に、制限を持たずに飛び交…

退廃的なモニュメント

安易に孕んだ思いがランダムに飛び交う。無慈悲に肥大化する過信が、猜疑心を生み出し、誰彼構わずに罪をかぶせては、良い気になるような連中が支配する偶像を突き抜けて、現実に行き着くためには、なにかを怪しむというよりも、なにかを知り、確かなものに…

歯がゆい最後

現実と乖離し、飼育されているだけの彼女たちの代償や、退屈な宴で対比されるだけの彼らから離れて、対価を求めるための怠惰なプロセスや、理性を損ない、ないがしろにされた身体を傍観する自らの諦めに攻め立てられる悲劇的な末尾や、やさぐれた感情から浄…

生焼け

激しい雨を弄るdubの音。垂れ流された激情を愛撫するカノンが麗らかに踊り、みすぼらしい嘘に貫通するために、我々の愛は、自らを傷つけることでしか、その確かな愛を感じられずに、構造的なものにより、責任感などを滞留させ、自らを動きにくくし、カクカク…

はびこる

欲求を孕むだけの身体が均衡を保つためにもがく、繰り返し全力疾走で走り去る連絡。くまなく配される愛が連帯感をむすび、痛みを緩和させる。せせらぐ憂鬱が遊蕩を繰り返す前に日々は甘やかされるべきであるし、そこでの責任などを求めずに、豊にゆらぐこと…