昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2015-12-29から1日間の記事一覧

空疎な夜

硬質な夜を、ただ愛する。静謐な夜に熱い鉄を打ち、虐げられる世界へと旅立つ順序にすら反する。様々な夜は、面影を編み込み、携える悠遠に思念を移行させる。世界は、夜を母として認識し、唱える理由を闇雲に幽閉していく。疎外される観念は、締結する夜に…

超越の街

漠然とした歓喜が迫る。快楽に浸る原理から、寂しさが引き出す依存心から、傀儡として指定される義務を孕む言動に記憶を麻痺させるだけの暗鬱な苦悩から、誘導される心理に基づく過程に引き取る由縁などが軽薄な理論を串刺しにし、犠牲心にまどろむ信仰から…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ワイワイとにぎやかな意思が締めくくる意味から君が濃密な愛を放ち、ヒステリーをうながす風も予感に過ぎ去り、しのぐ愛が季節を投函し、受け取る思いを読み込み、密接に結びつく思いが、季節を飛び越え、瞬く間につながる今が永…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 贋物な奴らが芝居を続けている。求める定理が偶然にとろけ、群像に濾過する思いが統括され、吐血する意思が現前に溶け、統合されるほどに、自らの考えは失われ、何かに流されることに重きを置き、趣きを失い、ただよう刹那に酔い…

事業

人間性を突き上げる、 という事業の始まりの 大きな合図が、 人間性を揺らし、 人間自体から抜け出し、 超越することから、 この人間と名付けられ、 捕らえられ、縛られ、 しばらくの間になじられ、 内積するかなしみに 実体を染み入らせ、 本質すら見失うよ…

妄想

思い出のぬくもりに関わると痛い目見るな、となじる夜空も歯がゆくちりばめる因果を瀰漫させた意志をきらめかせる星の論理や、損なう陰りに浸るだけの陰鬱な街並みに悲劇的な彼女たちの行進や、気がつけば風にさらされ醜態を重ね、対応に答えるだけの老いに…

2015年12月28日のつぶやき

妨げられずに押し拡げる優雅さ、よ。 https://t.co/Jw7tDEji6x Posted at 07:13 AM 切り取る芽から、こぼれる記憶のプリズム https://t.co/WmFKtXp2Ut Posted at 07:12 AM 統率されずに、自らの意志で翻し進む。 https://t.co/mbhs5fa1NV Posted at 07:12 AM…