昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-03-10から1日間の記事一覧

愉快な愛

清潔な毎日に現れる理想が帰巣していく。離れ離れの意識が、あらゆる現実にたゆまずに結ばれ、無数の意識に足跡を残し、ゆらゆらとくゆる間に、たわわで豊かな思いがかじかむ前に自覚し、我が身にあふるる由縁だけが、震えずに意識の果てを眺めるような感覚…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 何に対しても、恥を持たずに、たちまちにあふれるままを表現し、とどまらぬ思いが途端に星辰や座標を翻し、居場所すら持たずに、素知らぬふりして、輪廻や臨月を飛び越え、春の湖畔に羽化するものたちが、モノグラムが熟れて、世…

空間的な不安

孤独に散漫になる 君のとぼとぼ変える哀愁や、 愛惜に増えるエゴや、 姑息な観念をめぐるだけに、 避けられぬ怒りや、 内情に破裂するジレンマが、 まだまだ足りない、と 促す快楽的な呪詛や、 快楽の傀儡として、 生命の起源を損ない、 漂うだけの亡霊ども…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 濃厚な時に滑り込む意識が、愚鈍なままに浸透する経過をはかるだけに、打開すべき現在に、高い意志を持たずに、互いの意思に反する事の反発力により、自らを破壊するだけに至る愛などに、愛などなく、どれをとっても、比べるばか…

ロックする思念

言葉をどこまでも引きずっていく。物事の影で覆われた時代に這いつくばるだけの輩だけが、徘徊する掃きだめから、永劫へと疎外感を蓄えていく希望と孤独の隙間から、絶え間ないジレンマを生み出し、豪壮に長ける思いが永遠性を蓄え、たちまちにあふれる複雑…