昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-04-03から1日間の記事一覧

奥行き

瞬間は断裂し、知がうなり、記憶の奥底で古い面影を消し去り、形式をぬぐい、求める計算から遠く離れ、今に綴る軌跡だけが、継続を促し、延々と損なう限りに思う影を、そこかしこに残しつつも、今に残す軌跡だけが、続く限りを緩衝させ、物事に反動を与え、…

能動的な季節

定める事も仇となり、 あいまいなままに 突き刺さる矢が、 じわじわこころの根元にまで至り、 痛む胸が、 自己の宇宙の最中に、 後悔を重ね、 短絡的な生涯に 発散されるべき ベクトルも、 違いを生み出すほどに、 補填されぬ思いが、 ほとんどの苦悩に巻き…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 いじけた雰囲気迫る空間的な終わりから、収斂される利己的なロマンから、止まらない思いが暴走し、修繕されない思いを引き裂き、隠逸していく終わりから、ほとばしる永遠が、不確かな思いをずっと引きずり、言葉も無く折りたたま…

退嬰的な愚行に反するコード

排他的な物語が、孤独を求め、順序も持たずに、ただ現れる物事を瞬間的に捉え、途絶えぬように延々と引き延ばす言葉に時間を持たせ、保つ原理や、用いられる言葉に騙され、交わされる会話に支配され、追考するだけに過去を引きずるだけの退廃的な物語に動揺…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 怒る者どもの物陰に至福を与えるような孤立した永遠が、貧寒な様相に果てるジレンマに機械的な暗誦から、油然となびく雲がだくだくと零れるこころの永劫から、固執しない思いがしなびずに、ただなじむだけに延々と続く事の幸せに…