昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-05-01から1日間の記事一覧

虐げられた普遍性

ほどける重いが、現実を超克していく。リズミカルな心音が場面に引き延ばされ、雰囲気にとろけ、癒えないレジスタンスや、演技的にうやむやなものを放つだけに歯がゆく妥当な位置を蛇行するだけに戦列から離れ、放たれる意識は、世界に横溢する超自然的な悩…

生きるとは何か?

今すぐ続け、 私に続く事だけが、 おざなりなものを消費せずに、 自ら昇華し、 何事にも反し、 関する事にすら反する間に、 あいまいな距離を埋めようなど、と さまよい血迷う事無く、 自らの問いに 阻まれる事無く、 自由を謳う事すら無い。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 嫌いなものが多いから、と残す意味から、今は訝り羽交い締めにされ、時系列に閉じ込められ、空疎な空間に嘘を綴り、つたないものから独白されるドグマが本質を汚し、犠牲心が奪うだけの利己的で独善的な正義こそが、姑息な悪意な…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 退行する意識は、回答も持たずによちよち歩きで、ニヒリズムを超え、リズミカルな自己へと倒錯し、投下される意味のミサイルを避けては、乖離する理解から、複製されるだけの答え合わせを繰り返すだけの教育に明け暮れるよりも、…

彼女の寂寞

私が見たものだけが正解だ、と彼は告げた。途端にほぐれる空気感がこの身を包み込む。永い冬を越え、自覚する間も無く、未熟な春を越え、熟知する以前に無知である私を取り入れ、癒えない身体が空虚な五月雨に犯され、迎合されるだけの真理を描く無垢な夏空…