昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-05-04から1日間の記事一覧

秘密

まだ見ぬ明日がほどけ、適度に揺れ動くジレンマも、時代的な陰鬱さを背負う事で、短絡的に物事を捉え、途絶える意識は、初々しいものを持たずに、ただ虐げられるだけに数々の慈愛に導かれるだけに同情を用い、物事を計算的に捉え、意思を途絶えさせるだけに…

心情

空疎なものを捕食するのが この世界を信仰するだけの者であり、 ありのままを受け取らぬから、 歪んだ思想を定理として迎え、 体系的なものに関わり、 自らの意志を損ない、 そこかしこで歪んだ意味を取り込み、 取り違えるほどに、 情報過多になり、 偏る精…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 沿うように流れる雲を眺める。途端に破壊された因果や、銀河団を着込んで浮遊する理念などが、饐えた香りを放ち、傲慢な意味合いに不満足を投げかけるだけの形に縁取るだけの理由などが、シリアスな日常に敷衍し、加算される今に…

言葉

君は言葉を無くしたの、とまくし立てる間に高慢な態度で、高邁な精神で描く創造的な迫害から、背反する意識は、言い分けに還元されるだけの合間に生まれる欺瞞から、象徴的な母音を探し、暗澹とした精神の星雲へと記号化する幼稚なハミングから、空疎な遠因…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 たちまちに現れる緻密な構造を長々と眺めている。その場で噛みしめる永遠も、数億年も前のものであるし、用いられる時間も、その場で朽ち果てるだけに怪訝な様相に偏り、日々に絡まり、かかわるほどに交わり、ほどけぬように結ば…