昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-05-17から1日間の記事一覧

癒える

高まるものだけが物語を作り上げ、情熱を伝え、続く限りに狭まるものが形成され、歴史に沈殿する要理に結ばれるだけの惰性な体系に契約を結ぶより、物事の本質へと迫り、狭まる価値に映し出される贋物を飛び越え、とぼしい思いに虐げられずに、世界を加速し…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 せまる情熱は、狭い価値に反し、耽美な時に研ぎ澄ます思いも煤けて、他人行儀なまやかしま、やかましい実情に折れ曲がる時折に記憶も瀰漫し、平衡も崩壊し、へこむ先々に折り曲げられる隅々にまで栄養が行き届く、まる

解放

くたびれた春を軽々と超え、導かれる思いが夏を出迎え、止めどなくあふれる思いが、感情に宿る仄かな記憶を遮る途端にあふれる叙情的なニュアンスから、遮られずに、途端にほのぼのとしたものが恒久的なものをつかみ、日常に宿る大切なものを堆積させ、察す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 破壊されても何度でも立ち向かうのが強みなのです、とわたしが思い浮かべる創造的なものだけが勝敗も付けず、つつがない思いが響き渡り、逍遥する先々で続くだけの余韻に浸るまでに満たす意味だけが、今にさかのぼり、用いられる…

端的

明日すら見えずに、 ひたすら緩慢に愛する時折に 刻む意味も、 ほとんど補填されるだけの 様相に気配を隠し、 攪拌される半径や、 星の思いを伝える 永遠に迫る期日や、 空間的な割合に消費されるだけの 最たる意味も、 最愛のものを喪失し、 齟齬する意識は…