昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-04から1日間の記事一覧

信じる者の現れ

届かぬ思いを羽ばたかせ、世界性を掴むまでと、滞らぬ意思は、鮮明な過去をくぐり抜け、倦怠感を攪拌し、用いる半径に戻るものも無く、物事は、ねじれ折れ曲がり、場面を旋回し、選定されるだけの意識に仮想するものを、あたかも本質のように捉える矢先に消…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 勇敢なものだけが、物事とフュージョンし、問い続ける意思だけが、確かな答えを引き出すより、自ら生み出す創造的なものだけを信じ貫き、ただ従うだけに後続するだけの意識などに、答えを用い、引き込まれるだけの体系的な意思に…

空疎な空間

証言されるものの影に隠れる悶える命が始まりを告げる。惨憺たるものが苦痛を伝え、つたない命が羽ばたき結ばれる無数の命の暗い闇に歪み、リズミカルなこころに帰り着き、コギトが暗澹とした宇宙に起爆し、一人語るすみずみに迫る孤独に混ざる本心が亀裂を…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 出来合の真実に疎外されながら、壮大な因果に帰結し、リリカルな衝動に闊達な思いが十全とした態度でほころびを生み出す笑顔が断続し、物事の裏の裏まで見尽くす意味がミックスされ、身近なものに迫る断続から、苦悩は取り除かれ…

迷子

アジサイも咲くし、 猫も鳴くしで 意味がわからぬ昼下がり。 やせ細った彼女が 自分で決められない幸せに 縛られた気持ちに 投下すべき言葉を探り当て、 愛することの永遠性を知る。