昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-13から1日間の記事一覧

自らの世界

正義も死んで廃れた夜。因果律に引きつられたカスタムされた満月に照らされては、退廃的な由縁にこじれる意図や、機会を待ち、孤独に敷衍していく実情に駆け出す情念も、様々な思惑に囚われ、印象にとろけ、快楽を貸与し、散漫な意識に、儀式的な印象が備わ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 憤懣をため込み、体系的にそぐう相互から、想念に長けるエナジーの演奏や、風葉なびく刹那の美麗さから、詩的なものを生み出し、問題に兌換されるだけの価値観の家畜として、家庭的な悽愴さや、成層圏まで伸びる意識的な聡明さに…

抱擁

抱擁を繰り返す、 重なる跡が あいまいな感情を消し去り、 形式すらも飛び越え、 純粋な愛へと帰結し、 確かなものだけに 折り重なる物事に 確かめる必要すら無いのだ、と 歌い出す鳥の自由さに 希望を見出す。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 物事を和らげようと引っ込む思いを引き上げ、悲観するだけに悲惨なものを生み出す心情こそが、いちばんの敵なのだと、間違いを改めるほどに、温められた思いが、陰惨なものを生み出し、寛容に物事を受け入れられずに、引火する今…

超肯定的な存在

時間に置いていかれる意識が、戦列から離れ、自ら結ぶ意志へと踪跡も残さずに、整然とした意識に乖離していく意味合いが、システムから放たれ、配備される間に生まれる空間に自由を謳う以前に、この場で備わる意識だけと対立し、孤独に羽化する感情が、その…