昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-14から1日間の記事一覧

本質

増長する思いは、真理すらも超越し、高鳴る鼓動が、孤独すらも遮り、毒される瞬間に用いられる理念を飛び越え、帯びる倒錯から、応じる答えにさかのぼるだけの軌跡に段階を与える以前に、修羅を歩き、徘徊する破壊的な理論から、仮説を突きぬけ、生命的な名…

現れ

応じることに 答えすら必要なく、 ただゆらぐ区画に あらわれる領土すら 不必要である、と 宣言する間に、 愛した記憶や、 枯渇する合間に 埋め込む理由や、 ただ発散するために ためらわずに 使われる理由などに 与するものも必要なく、 ただ淡々と迫る現実…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ステレオタイプな者どもが生み出す卑賤な価値の中まで浸透する意味に悲惨なものばかりが加速し、物語を凍り付かせ、巧緻な者だけが惰性なものを見出し、意味を引き取る間に貧寒な事実が迫り、悲嘆に暮れるだけに至る兌換から、加…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 計算される前にさかのぼる過去の固形物を飲み干し、反故にするだけに至る真実などに、本質などは無く、ただなぞる悲劇から、悲惨な物事などは、今に膠着を生み出し、憂鬱に支配されるだろうし、そこでの支配を受け入れるよりも、…

つたなく空疎なもの

幸せも不幸せも両成敗さ、と諭す原理から、乖離していくシーンが断続し、存在の襞に吸い込まれる過去から、ここへのドアをくぐり抜け、枯渇する原因から、妨げる理由へと取り急ぐ意味から、価値的なものへの修繕に取り組み、取り違える意味や、発散される先…