昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-19から1日間の記事一覧

悟性

怒りの根源を探す。離床した意識は、晴天の下、自堕落な風景に加速し、面白みも無いものを追いかけるだけの実情に、誰もが同じ質感を求め、自己暗示し、利己的な価値観を受け取り、誰もが同じ事をしている事に対するよろこびに退廃し、開花する先々に乖離し…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 万象になびくセオリーにもとづく伴侶から離れ、自らに腰掛け、安直なものに害されず、自ら産み出す形や、価値観に捕食されずに、ほおばる現在に這いつくばる事はせずに、誰にも従わずに、ただ快楽に浸るよりも、いたずらな時から…

あらわれるもの

目の前で洗われるもの、 ただたたずむ住まいを 打ち砕くような現実に 慈しむようなものも無く、 迫る嘔吐や、 応答すらも無くなり、 統合されるだけの日々に 迫る狭い価値に 求められるものなどは、 醜い識見を生み、 とぼしい意識は、 何ものをも認められず…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自らの聖域に相対する場に緩衝する自体から、咎められる軌跡から、足並み揃えずに、自らのアンソロジーを掲げ、用いられるものに反し、かかずらう意識に寛容に受け取るべきは、この是非にあらず、ただ自ら掲げるものこそを、いま…

簡単に信ずる者の哀れ

届かぬ思いを羽ばたかせ、世界性を掴むまでと、滞らぬ意思は、鮮明な過去をくぐり抜け、倦怠感を攪拌し、用いる半径に戻るものも無く、物事は、ねじれ折れ曲がり、場面を旋回し、選定されるだけの意識に仮想するものを、あたかも本質のように捉える矢先に消…