昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-21から1日間の記事一覧

逍遥する思い

じゃれ合う鳥たち、顔とリンクする音。意識は、どこにだって、なんにだって分け隔てなく届く。なにもないからといって、悲しむことも、憎むこともなく、不自由に嘆かず、健気に日々を渡る。想像とは違うものになって、いっさいは離れつつある。離れつつある…

猶予

物事に迫る猶予に、 強要される意味だけが、 束縛し、場面に転嫁していく 意味からエクソダスし、 打算される意味から、 今が凍り付き、 恒常的な論理や、 誰かの批判に 指図されるような 生き方などを、 普通だなどと 言い放つ者こそ、 信じるべきでは無い…

反映

補填される思いが査定を繰り返し、何かを測る価値を用い、加点されるものだけを信じ込み、高尚に至らずに、滞積し続ける今に対比されるものから、物々しいものを運び出し、配備される間に正常さを求めたり、清純なものから、あらがう隙間に感染していく痛み…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 崇める必要も無く、神を乗り越え、乗り終えた身体から乖離し、理解に深まる欺瞞や、愚問や不満が、雲とともにグニャグニャになり、担う意味も、単なる重荷に変わるし、用いられる意味などは、邪魔なものになるし、担うべきは、確…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 証拠も残さずに、錯綜する意識は、誰にも掴まえられずに、ただ捉えるだけに理解を深めずに、ただ用いられる理解がモチーフを求め、懐疑的に攻め入る生命的な疑問符が、拘泥する意識に疎外され、ニヒリズムへと至るようなものを形…