昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-23から1日間の記事一覧

限界を持たぬ愛

爽やかな混沌が乱立し、風景を掻き乱し、成立する風景が、倦怠感を抱え、掛け違え、履き違え断続していく義務から、空疎な理由を吐き出し分断し、苛む思いが、最古の意味をたずさえ、現実に加工されるだけの陰湿な商法や、包蔵し続ける優しさがよどまぬよう…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 解体される以前や、傀儡と化する原理的な実情や、改善される以前に備わる前衛的な夜や、善意を謳い、物事を悪意で染めるだけに至るような偏りを示し、片側へと引き寄せられるだけに退嬰的なものへと全体主義的衆愚を加算させるだ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 正義などは所詮、誰かのセオリーを用い、誰かの都合の良いように支配するために生み出された正義に過ぎず、そこにある正義も、悪に偏り、自らの正義を謳うほどに偏りを生み出し、示す割合や値に閉め出され、ただ支配的に至る原理…

夜の空白

逃げずに闘う夜道。間隔に近づく普遍的な実情がそこかしこで花開き、悠遠になびく誰かの言葉も、浮遊し、その場で表現を失っていく。枢要な事実などは、その場でバビロンに吸収されるのだ、とラスタマンが語り、フラストレーションをため込んだ思春期の暴走…

快晴

求める限りに 迫るニヒリズムから 逃げ惑い、 まどろむ価値から、 勝ち誇るだけの 人並みを超え、 感情的な進路に 果てる隙間から、 晴れ間がこぼす 陽光に照らされ、 統合される位置から 意味を引き出し、 成し遂げる後から、 正解を引き出す。