昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-06-30から1日間の記事一覧

運命を汚すもの

あふれる思いが滔滔と流れ、記憶の奥底で起き上がる運命が噴煙を撒き、不羈なわたしは、天体を抱えるよりも、空間を持たずに、放たれるままに運命へと慟哭する先々で定理を結ぶよりも、この円環から離れ、自らに帰する思いだけが広大な意思と意味を交換し続…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 用いられた劣等感などは、何かが作り出した悲劇に飽き飽きとしたものを運び出し、漠然とした思いが、俯瞰にエモーションをこぼし、行為に浸る動機が中庸を求め、有する過程に権利を用い、闘争を利用し、統合へと至るだけの正常さ…

ネガティヴな低音が反復し、短絡的なオプティミズムを打ち負かし、あらゆるものを、創造的に昇華させる。用いられ対立する力は、互いの均衡を打ち破り、互いを乗り越えようと、自らの力を誇示する。同一化を求め、浅薄な意思でもって、価値転換を謀るみすぼ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 攻め入る隙間におとずれる様子からはぐれていく意思が、意識的なもの周辺を徘徊し、物事を羽交い締めにし、憎しみだけを生み出す対価から、値を求めるだけに自分の正しさを信じずに、自らの意志で用いられる事に反さずに、ただ汎…

損なうもの

提要されたものが、 寂寞に連なり、 うなる言動から、 告白を続け、 つたない思いが分離し、 システムに配され、 配備される間に、 愛なども無く、 どれを選んでも、 浅薄な価値が 入り乱れ、 誰かも知らぬ者が攻め入り、 生命の起源を損なわせる。