昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-07-10から1日間の記事一覧

終わり無い愛

すべてに飽き飽きだとつぶやいて、果てしないエゴを噛みしめるほどに、味の無い日々や、愛の無い境目に至り、めざましい飛躍すら無く、ただくたびれた意思を空間にこぼす日々におとずれるニヒリズムに折檻され、世界性を損ない、最たる意味を失い、惨めな日…

測るものも無くなった後

誰がなんと言おうと 私は私を貫くし、 はかられるだけの 価値に至るだけの 距離や虚偽に騙されずに、 阻まれずに謳い続ける意志に、 正しさすらも無くなり、 超機械的に促す 自らの生産性だけに こぼす潤滑油たる愛が たなびくものにも 反するのが私だ。

元凶

用いられた原理から腐敗は進み、権力は退廃する。あらゆる力は、力により 崩れる。均衡を保とうと抗い対立する力は、互いの支配しようと迫る力により、互いの均衡は奪われ、互いの力により、用いられた権力は崩壊し、あらゆる傍観者や諦観者を生み、悲観し、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 踊るとは、踊らされる事にあらず、愚かだと知り、ただ見下す以前に見つけ出すものに指図されずに、ただ続く限りを謳歌し、応益を求めずに、このまま放たれる事に刺激を見つけ、何かをつむぎ、意思に変換しては、妨げられずに、限…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 度重なる悲劇を超え、劇的な邂逅へと取り急ぐ意味も、意味深な場面に体感する悲劇の心地良さに偏るだけに、画期的な理由を損ない、そこかしこで不安定なものへと変わり、居心地ばかりを求め、用いられる元手ばかりを気にしては、…