昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-07-22から1日間の記事一覧

解消

弁解を続け、変化を求めぬ精神は、絶えず不安を持ち、不安だけに左右され、操作されていることを、恰も自分が考え、行動しているかのように示す間から閉め出され、自らの苦しみへと、移行し続ける。存在は、苦しみや、時にとどまり、意識を幽閉されることか…

読み解く先

夕暮れにひずむ街並みに捉えるべきものも見出せずに、退嬰的な街角にひずむ紅蓮の夕暮れが、石楠花と踊り、無感情な猫たちがひるがえす不当な毎日におとずれる悲恋や、実情に敷衍する悲しみの互換から、悔悟をため込み、退廃的な濾過を執り行い、自らのギミ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 迷いをなくし、はばたく今に入り込む愛が刹那に触れ、絶え間ない時にたゆむ思いが、実感を無くし、観点を失い、転換期を迎えるべく、失ったものに萎えずに、自らを聳立させ、さらなる愛へと至り、火照る、まる

足りないもの

他愛ないものが 泡となり、 君となりで笑い、 唱えた奇跡も、 消えてなくなり、 わびしく悶える孤独も、 誰かのものになり、 代わる代わる背負うものが、 躍動しては、 まにまにあふれるものが、 真理を紡ぐ。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 さびれた記憶に止揚されるものが、弁証法的に繰り返す答えとの対立から、答えを飛び出し、高尚へと至り、浸る高次に至るだけの自己啓発的な見下しから抜けだし、機械的な哲学に至り、浸る言動から、直送される思いが、投影される…