昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-07-23から1日間の記事一覧

頑強な愛

観念が臨月をむかえる。幸薄い表情した空から飛躍する。あらゆる論理は、ゆるやかに超越され、些細な痛みを引き延ばし、物事を優しく包む。物事は、抵抗を加えられ、原理的に包括され、孤独が渇望を生み、活力を失い、意味に妨げられる。あらゆる抵抗は、な…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 こじれる後から引き出す意味が悲観する以前に、感覚でつかむ現在に遍在するものを瀰漫させ、不満足を敷衍させるよりも、この有する形に価値を用い、何かに膠着するよりも、構造的なものに反し、破壊的に至るだけの意思を誇張する…

警句

満たないものを集め、 汚いものになるようにと 願う隙間から、 祈りは命をすり減らし、 同情などは、 ジレンマを生み出し、 ただ持ち出される正義により、 自らを悪に染めるだけに満たない事を 知らずに、 君は信じ込まされるほどに、 その信仰に遮られ、 確…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 とめどなく降り続く淫雨を超えて、冷めやまぬ情熱で、制限なく仰ぐ意味から、今にも爆発し、迫害されても尚、包み込むような湿気の中で見つける愛のぬくもりに、値打ちや価値もいらぬ、まる

交わる記憶

ただ何事にも抑圧されずに、劇的であれと語る。完全性を求めるだけに成立する形態に収まるだけの全体主義的に停滞する偶像たちの黙示録や、昏倒する意識に蔓延る悪意に十全とした崇拝から、配される記憶に信仰心を植え付け、奪い合う善悪から、放たれる欺瞞…