昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-08-02から1日間の記事一覧

中庸

重用とされるものや、重宝されるものとは、他者に操られ、あやされた意識が、際限無い苦しみに底冷えし、あらゆる論理に屠られる形式に老ぼれ、意識的に溺愛するものに倒錯し、錯雑とした意識に介在するものが、意識的な周辺に、終焉を告げ、物憂げな意識は…

恋と愛

覚えたての化粧して、めちゃくちゃに愛して、ボロボロになっても、何度でも。何度でも迫る動機が、エクソダスを叫ぶ。さりゆく記憶の残留物が、滞留する前に押し出そうとする前頭葉に擦り寄るトラウマや、途端に麻痺する均衡から、乖離するバランスから、出…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこかしこであふれるものが仮死化し、化合されるだけに鈍磨な生命のドナーとして迎え入れられ、来世へと運ばれるだけに生来のものを送り続け、続々と迫る短絡的な思いや、淡泊な思考に迫る対立や、体感するほどに、互いを愛する…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 和解する先々で、愛を育て、惰性な意識を省き、はばたく意識が、短命ではあるが、その儚さの域を捉え、何事も、なされる以前に、今に触れ合い、確かな思いを吐き出し、破壊的なものばかりを増やすふしあなな者が成立させる、独善…

閃光

今に散る夏の虫や、 口に入る羽虫の恒常性や、 刹那にとどろく雷名に 響く観念から、 快晴を恨むダークネスや、 ダクトに住まう孤独なネズミや、 ねぐらを無くし、 なまくらな世界に 感応するだけの異物感を蓄え、 統合される空疎な夜などに おざなりに浸る…