昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-08-05から1日間の記事一覧

切断された過去

便利な身体を重ね、社会が形成されていく。自由をもとめるだけで、なぜ自由になろうとしないのか?かかる抑圧に耐えかねぬ心身が硬直し、憂鬱へと誘われる限りに破綻する精神などは、何の意味も持たない。似たような病を探し、同じ苦しみに至るよりも、今を…

転化

眠る憂鬱も、遙か午前に消えて、低劣な支配の袂を分かち、かすむ記憶に互恵されるだけの査定が生み出す平等などには、目もくれず、くたびれた意思を迎え入れ、凍てつく身体に根ざす陰惨な形や、過去に押し寄せる現在の住まいや、衰亡するほどに迫るニヒリズ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ニュアンスばかりであいまいな毎日にマジョリティーなものがひしめき、使命を奪い、逆算される先々に苛まれるだけの意識になまめかしいものが迫り、なまける意識から、かまけるものに浸るだけの陰鬱な衝動に赤裸々なものを求め、…

距離

時代に置いて行かれたところで、 たいした痛みにもならないし、 ましてや生まれる孤独から、 生み出すものこそが、 輝くものであるし、 やがて君も価値も、 意味を用いる以前に 全貌に託す意味すら超えて、 自らの意思だけで羽ばたき、 暴かれる意味や、 あ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 実直なものすらおらず、ただ硬直し、情緒を無くし、悪に突き動かされるだけに、苛む記憶や、恋情に果てる青空の果てや、至極の夏に住まう永遠からほどけ、刹那にとろける思いが連動し、肉迫する現在に至福を授け、祝福のホルンが…