昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-08-08から1日間の記事一覧

墜落せずに生み出す魔法

悲恋を受理する時に響く官能的な一瞬にひらめく力の根源のようなものが、空間を切り裂き、二人で築いた意味などを、ドラスティックに悲観している。耽溺を繰り返す浪費家たちの権化を打ち砕き、理論的な操縦桿に乗り、脳天を突きぬけるような爆撃の音や、鼓…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 どこに帰るのだろう? と俯く君の表情も美しく、うちひしがれた表情の中に優雅なものを観測し、思い悩むほどに、鬱積するものが、エッセンスを失い、淵源に潜む悲しみ偏る以前に、こころもとないものから逸脱し、ただ剥がれ消え…

選別

結末に迫るメシア的な思想から、 思考回路は、習慣性を損ない、 意思を意味に制圧され、 持ち続ける理由が、 神へと偏り、 カタトニーに陥り、 選民思想的なものに至り、 物事を否定し、 悲観し続けるだけに、 監視される現在に査定されるだけの 愛が体制的…

人間的な倒錯

偏り続ける自己が変性意識に至り、自己の中庸を打ち砕き、延々と昇華し続ける先におとずれる暴力性が、湧き出ては、氾濫し、惑溺し続ける先に用いられるモラルに引き込まれる原理に止めどなく反する逸脱から、本質を損ない、放出し続ける憎悪から、怒りは、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 マニュアルばかりで、面白みもなく、もれなくつむぐ意識が、ギミックを用い、拘泥する意識が、形式へと引き取られ、悪意を加速させ、固定観念を吐き出す普遍性にのまれ、自らの意識を失い、保つべき意思も、何かに操作され、自ら…