昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-06から1日間の記事一覧

孤高なるものの倒錯

薄っぺらいヒロイズムを打ち倒し、アルカディアを目指したバロウズは、自らに滅びの歌の呪いをかけ、重縁を繰り返し、ふさぎ込んだ大地で混濁する意識と共に弔うべき富と名誉と権力を駆逐すべく、対比される前後や、善悪を捨て、境目も無く、最高も最低も無…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 安閑としている先に投じられる答えも、上の空で、受け入れる事を拒否するよりも、要理にもとづく正論に反し、加工される義務へと移行していくほどに、保持する意味などに補完されず、ただ自らの思うものだけを定理に、補填されず…

内面性の内戦

寸胴な夜が迫る。冷静に沈む、優美な過程が、可憐なあの子の情事など、と入り交じり、魯鈍なものを疎外し、蓑虫のように隠れる因果に反し、銀河がきらめき、浸る現実から抜け出し、達成感などに酔いどれる街並みの絢爛豪華なドレスを剥いで、虐げられる日常…

誇り

しがないものを集め、 自らを、モニュメントと化し、 刻む意味が渇望し、 帰結する母体で、 アンニュイなものを設立し、 律するものが、 全体主義へと陥り、 監視が強化された、 ネットワークや、 機械化された軍隊どもが、 ひしめくドメスティックな 世に告…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 わずらわしく背負う意味に、君はいびつなものを抱え、異物感を重ね、悔悟をため込み、一瞬の藝術へと帰り着かずに、ただ途端に現れる悲しみに苦しむ事が、悲しみのようだ、と告げるほどに、魯鈍な痛みは、貪婪なものへと浸り、悲…