昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-09から1日間の記事一覧

深淵に潜む愛

古代の宗教は、未熟なままに、母なるものを信仰し、自然を崇め、野蛮な精神は、ただ邪魔するものを、本能のままに殺めた。現代の宗教は、父なるものを、未熟なままに愛し、短絡的な暴力を推進し、誤った理想は、間違った思想を孕み、ただ男性的な本能で、破…

思念

むつまじく見つめる目が、 明晰なものを見つける以前に、 大切なものを損なうだけの 印象に拗れるだけに、 打算されるものへと 運ばれる全容に託す容易さに、 安易な判断が、 占領する陰鬱な時代への犬死にや、 野心ばかりが横行し、 行為に水準を授け、 預…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 恒久的な論理にからまるすべての孤独が、恒常的な空虚さをため込む演繹を反復させ、ぐるぐるめぐる質感や、露骨に支配される企みから、枠外へと放たれ、論理的な深夜へと媒体する領域へと折檻されるビートに飲まれ、高次なものを…

徹底した理想

きっと理想とは、思想を持たぬ事に現れる廉直さにこそ、差異は、取り除かれ、ロジカルな廊下を過ぎ去る優劣を付けたがる価値観に屠られるだけの、全体主義的な対応に横溢していく主観的な対象と渾然一体になるべく、ただ退避するだけの意識的な折り込みに反…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 背くほどに現れる感情こそが、物事を姑息な正しさでかたどらず、価値観を崩壊させ、勘違いを引き出すだけに引き合いに出されるものの価値などは、似たようなものを、似たようなもので加工するだけに浸る原始的な理想は、ただ供給…