昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-13から1日間の記事一覧

弔う意識の影

無意識が生み出す絶え間ない夜に逃避行を重ね、具現化されるだけのエゴが、映像化されるだけに、迎合されるものへと偏る市民的な憂鬱が生み出す革命も、その場で抵抗すべき理由を損ない、単なる暴力へと陥るだけに至らせる契約から、荷担される税や、形骸化…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 母なる大地にキスをし、はだける思いが、自然に交わり、果たす意味に帰納するものが、緻密に混ざり合い、瞬間は、やがて愛おしく変わり、健気に結ばれる優しさに火照る身体は、昇華を目指し、創造性と交わり、最愛の子を産む、ま…

夏の大三角形

蝉の鳴き声は、夏の寝言、寝ぼけ眼で、昼下がりの幽遠を超える。自由とは、何にも囚われぬ心であり、自由である、と思う事すら邪魔である。ほんとは、そっと抱きしめれば、解決する事ばかりなのに、短絡的な欲望は、どこかに行きたい、と忙しく動き回り、自…

調和

伝わるものが反響し、 寄りかかる思いや、 淘汰される瞬間に 収斂されるものが、 はじまりに交わり、 宇宙を形成すべく、 またはじまり、 またおわりを、 演繹し続け、 つたない主体を超えて、 また自らに帰り着く。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 木漏れ日で朝露が蒸発し、発芽する思いが、高高と上り詰める先々に対立するものすら無く、阻まれるだけに濫觴するものへと疎外され、些細な出来事をデータ化するほどに、埋め込まれる情報へとメタファーは奪われ、言葉は道理を持…