昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-16から1日間の記事一覧

吝嗇

絵空事を並べ、夢遊病のように生き、炸裂する今に悪趣味なものを投下し、つがいの本能に交わる愛に似た物質も、錯乱する現在に来すイメージの塗料をぶちまけ、物欲や、難癖つけたがる互いの本質や、咆哮を重ね、粘着するだけに浸る今に浸すものも、火照る身…

孤立

とどまらずに、 もっと高く行けよ、と 旅立つ胸の内が 張り裂け、 さらなる高みへと 昇華するものが、 創造性をでむかえ、 何にも捕まえられずに、 咎められずに、 孤独に歌う。

詩的な高揚

私は、ビッグバンが起こる前に産まれ、所在を明らかにせず、隠遁し続ける先にくるまり、羽毛と揺らぎ、たゆたう季節にまばゆく光る真理の一律さや、啓蒙し続ける先に、羽ばたく自由すら、わずらわしいものだ、と告げる。むしりとられた君の羽が舞う宇宙空間…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自分を正しいと思う限りに、陰る本質は、その場で弔われるだけに至り、生きているのに、死んだように扱われるだけに厚かましい本質は、報奨を餌に、その場の差異を埋めるためだけにためらわずに使われるだけの意思は、自らの陰鬱…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 興ずる由縁にたむろする孤独に優越感は要らず、ただ孤独であるからこそ、その場で思いつくものが、おもちゃに変わり、寛容に受け取る世界と踊り、横溢する瞬間にあふれるものだけが、味方であり、ものの見方などは、千差万別であ…