昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-24から1日間の記事一覧

高尚な孤独

静謐にゆらぐ仄かな観念を用い、緩衝する間に悲劇に陥るだけの住まいから離れ、蔓延る悪意に従属するだけの鍛錬を知らぬ意思からまがい物を振り払い、はじまりを謳い、恥じらいを知らずに、希望と自由を利用し、領土を奪うだけの闘争へと発展するだけに至る人…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 誰かの借り物たる運命を退け、従えるだけの意識に散漫になるよりも、担うべき意味を伝え、反響させるべきは、他者を信じるよりも、自らの意思こそが、確かさを生み、物事を虐げるよりも、積み上げ攪拌し、拡散されるだけの情報を…

継続する意思

森羅万象になびく髪が、うたかたの記憶をくすぐり、深い深呼吸が、偶感に冷めた感情を巻き込み、がんじがらめになった記憶を担うだけに、分裂的な過去が迫り、狭い世界に深まる記憶が、慢性的な痛みを孕み、復元される過去から、高潮していくものが、多幸感…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 爆砕する真理が、荒廃を続け、たちまちにあふれる感情を飲み込み、孕む意味を奪うだけの権利などを用い、謳われるものを捏造するだけに、つたない意識は、ファシズムをたずさえ、分断される思いを引き離すためだけに、ためらわず…

狭い価値

生きるとは、 がんじがらめになり、 感じる事すら不潔に思わされ、 些細な事へと偏向し、 屈辱を舐め、 差額を求め、 元手になるようなものを 追従するほどに、 屈する先に、 掘削すべき意味も、 屠られるだけに痛む身体も、 麻痺し、まがい物を信じ、 つた…