昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-09-28から1日間の記事一覧

かじかむ背中

神様の粘土細工だ、と仰ぐ結末に鈍色に囲われる君の愚鈍な願いが、無神経なカオスを引き延ばし、万感に迫る、有限なシンフォニーや、アルカロイドを塗られ、幽閉された意識的な監獄で示される憂鬱を枷に、退廃的なアクセスを繰り返し、お菓子の国の奴隷とし…

深淵

分針をつかむ 自分の分身に 対面し、時間にすがるだけに、 至る意味とは、 今を追い越せずに、 ただ続くものを 続く限りに続けるほどに、 この時間との対立は終わらずに、 ただ引き延ばすだけに至るような 時間をも超えるような 者へと成長を遂げるべく、 永…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 永劫へと固着するものが、懐疑的な日々に気丈なものを持たずに、ただ規制されるだけに至る規律や、倫理を謳うだけの価値にカタストロフを謳うよりも無視し、人畜無害な者としてさまようだけの流浪よりも、もっと高尚に至るべく、…

超克

すべての論理の外側へと出て、内側に孕む陰鬱なものを祓うべく、旋回する意識は、行き着く場所を求めず、途絶えずに続ける意志だけが、気圧の谷を越え、演繹する隙間に敷衍していく意識が、バビロンを打ち砕き、尖鋭的な意識をたずさえ、消費されるだけの印…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 傲岸不遜でも初々しくも無く、ただ無干渉の間に緩和する思いも、誰かに派生し、誰かみたいになりたいのだ、と乗っ取る意識から離れ、蔓延る悪を売りさばくバビロンが、失ったものを求め、用いられる善意に引き延ばされるだけに、…