昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-05から1日間の記事一覧

砕身

一帯に葬られた健気さが転換するものが、模倣を続け、現を抜かすだけに浸る意味へと普遍性は逆上し、情交に緩和しきれぬ思いが、質感を損ない、感応すべき今に妄想するだけに至るような俯瞰から、感覚は損なわれ、ひれ伏すだけに至らせるような枠組みの中で…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 阻まれずに、奏でる事が、拘泥するものを解き放ち、マテリアルに変わり、リアリティーを疎外させ、世界的な孤独を嬉々として受け入れ、捉えるべきは、召します神には無く、儚く情緒を伝え、保身だけで、生きずに、生簀から逃げ出…

野ざらしの感動

寸胴な雲ひとつつかみ、 解ける感情に こぼれ落ちる雨粒の官能的に はじける瞬間の時系列や、 縫合されるほどに、 魯鈍で鈍磨な感情を補足するだけの 季節的な手間を含んだ、 過激な修羅を孤独に乗り越える 君の背中や、 覆う影の濃淡などをながめ、 ああ、…

浮揚

君を呼ぶ声が、遠くで思いを忍ばせ、馳せる思いを昇華させ、ささやかなしあわせなどを流動させ、本質的にねじ曲がるだけに、対象を歪ませ、慢心へと誘い、漂う痛みへと散逸していくものが、風雅をたずさえ、鮮明な過去に酔いしれるだけの散漫な輩と対峙し、モ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君の信じているものなどは、信じ込むように作用し、ただ、空虚さを埋めるだけに支配し、簡単なものを、仰々しく崇拝するだけに、崇高な意志を持たず、時代の趨勢に流され、権力へと加担し、進化を遂げずに、傀儡として生きること…