昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-08から1日間の記事一覧

叙情的な傘

過ぎ去る場面が断続し、弛緩していく感情は、路頭に迷う事無く、言葉数も少なく、因果律から離れ、銀河へと旅立ち、立ちすくむ思いが、恒常的な理論へと陥る以前に、前頭葉を走り抜ける天馬や、勇躍する主観からあふれるものが、物語を硬直させ、引責し合う…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 元から惨めな者などおらず、自ら進んで惨めになろう、と馴れ合い、自らの意思を捨て、何かに流されることを、理だ、とうながす限りに、加担するものは、重すぎ偏り、すぐさま、何かを恨み、物事に軋轢を加え、自らを見失い、見定…

観念論的な抵抗

満ち欠けするエゴや、 代わる代わる迫る意味に 浸透する意識的な互恵から、 悔悟をため込むだけの 支配欲を浸透させ、 傲岸不遜なものが吐き出す 機械的な迎合から、 改ざんするだけに、 介在する意識を支配的に 締め付けるだけの蛇行を繰り返し、 権力と暴…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 鍵も持たずに飛び出し、絶え間ない実情を走り抜け、時間を捨て去り、露骨な支配の物陰へと入り込み、その支配者の臓腑を突きぬけ、あらゆる意味に捕まるだけの保身や、行為に寄贈されるだけの物事を愛で、ないがしろにする一切に…

高尚

静謐にゆらぐ仄かな観念を用い、緩衝する間に悲劇に陥るだけの住まいから離れ、蔓延る悪意に従属するだけの鍛錬を知らぬ意思からまがい物を振り払い、はじまりを謳い、恥じらいを知らずに、希望と自由を利用し、領土を奪うだけの闘争へと発展するだけに至る人…