昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-11から1日間の記事一覧

世界との総和

さえずる時の声や、哀願するだけの陥穽に嵌った、災いにたむろする傍観者や、約束を裏切り、均衡を打ち破り、幼稚な理想を掲げ、意味に昏倒し、倦怠感を促し、理由を持ち上げ、もたげる意味に屈従するほどに、魯鈍な意思を吐き出し、かかわるほどに、論理に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 まとまりもなく、消えゆく世界に忍ばせる思いが対立し、濃厚な時を泳ぎ、敵意をそぎ落とし、平衡を保つ思いが、記憶を妨げ、用いられる思いへと加速し、枷を嵌められ、酩酊を続け、森羅万象にほどけ、言葉もなくさまよい、かかず…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 過信するものを崇めるだけの世界性から離れ、自らの世界だけを、世界として認識する事により、この存在は、強度を増し、観念を飛び出し、宇宙的な帰路をたどり、規模は、距離に収まらず、用いられる由縁に蔓延る悪意に反し、油然…

蝕む答え

掲揚される秋へと進化を遂げる虫の寝息や、英気を養うだけに徒労を重ねたギミックを旋回する暗鬱なテーゼに基づき、燃え尽きる質感や、抑揚を失い、散華へと切り取られていく冬の風貌に加算される現実に託すベクトルも、前衛的な途端に滅ぼす雰囲気が、領域…

恋愛

分裂していく精神の死地へと 取り急ぐ価値は、 依存的に進路を妨害し、 互いをとがめるだけに 浸る現実へと 移送されるだけに、 暴走する心理は、 体液を交わらせ、 マニュアルどおりの夜を過ごし、 道理を損ない、 そこかしこに卑下するだけに 悲劇を生み出…