昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-12から1日間の記事一覧

情緒

こんな時代とは、どんな時代だろうか? 自ら生み出す苦しみが満たす困難に寄りかかるだけに明け暮れ、自らの意志に従わずに、誰かの意思により、堕落し、或いは、ほどこされる教育により、根幹を腐らせ、得る者と追う者が競争し続ける限りに終わらない汚濁を…

仮死化する日々

神様の粘土細工だ、と仰ぐ結末に鈍色に囲われる君の愚鈍な願いが、無神経なカオスを引き延ばし、万感に迫る、有限なシンフォニーや、アルカロイドを塗られ、幽閉された意識的な監獄で示される憂鬱を枷に、退廃的なアクセスを繰り返し、お菓子の国の奴隷とし…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 犀利な知で、あがなうだけの閉塞感を打ち破り、悲嘆に暮れる化膿している昨日や、悩ましい今に、希望も失い、ただ、身動きも取られずに、囚われる価値にわずらわしく絡まる月日が、淫らな意味を吐き出し、迫害するだけの幼稚さに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 先々に切り取られる神経から芽生えるものに固執するような小さな結末に、滑落する精神は、浄土を失い、漂う意識は、観点を失い、束縛されるだけの幼稚な支配に痕跡を残し、悠遠にからまり、荷担するほどに、魯鈍で無神経なものに…

驕傲

荘厳な時にごうごううなる風が、 歌い上げるへたくそな歌に なびかせる感情は、 交互し、構造的な排除を受け入れ、 経過するものが、 景観をむしばみ、 食い尽くされる前に もとづく真理をさかのぼり、 緩衝へと至るよりも、 ただ獰猛に、 何事にも専横され…