昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-13から1日間の記事一覧

空腹を満たさぬ哲学

宇宙へと敷衍していく歌を歌い、伝わる思いが、惑星の外へと旅立ち、合致しない思いに閉ざす感覚や、懸隔を生み出す段落や、言い分けばかりの日常を切り取り、栄華へと悶える哲学的流浪から、はどめも無くあふれる精神的な疎外感や、外圧に耐えるよりも、互…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 反抗を歌う純粋な精神も、何れかは、誰かに騙され、何かに関わるほどに、純度を失い、外から加えられる力に果たされる義務のようなものが迫り、狭い世界に閉じこもり、淘汰されるだけに至る観点は、互いを、加害者として扱い、す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自然であるとは、どこまでの自然さを、今に引き伸ばし、伝う意味に反響し、取れない垢や、アカデミックなものに支配され、既得権を保つべく、自らの力へと牽引し、嫌疑を用いず、ただ、従うほどに、従えるものは、汚いものを吐き…

高次へと向かうもの

かすかにふれあう喜びや、照れて、逃げる後ろ姿に混淆される初々しいものだけが、美しさを放ち、一瞬の美しさを促す。何かを背負ってまで行うことは、義務的になり、偏るだけに終える。哲学とは、すべてを超えるべく備わり、携わる意味や、携えられたことに…

優しい哲学

ポップな雲から 羽化する羽虫の群れや、 隠語を放つ行間に 迫る災いも解ける沿岸で、 ただ浸すイメージが 海と統合し、 ごうごうとうなる寂寞から放たれ、 はびこる悪を放つバビロンや、 ばんざいして、 過ぎ去るだけのものに別れを告げ、 理解できるものな…