昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-18から1日間の記事一覧

集約

記憶に霞む、昨夜の声、イデオロギーも死に、導く気配も、私利私欲に汚され、開眼すべき現在に、見るべきものも無くなった、飽き飽きとした主体に打ち付ける闇が、冬の静謐にモザイクをかけ、見え難くする余韻や、強請られる過去から、枯渇する呼吸や、心音…

語りかける催し

静謐に繰り返される予言が、現在を伝い、厳正なる時を愛で、神秘を渡り、儀式的な婚姻に酔いも覚まされ、迫害され続ける先に生まれるエレジーがたまり、ニヒリズムへと進行し、疎外感に震える孤独は、やがて乖離的に自己を傍観し、仮死化する自己の表面で、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 言葉に背負わせた意味が、制約されるままに拘束され、広義に解釈できずに、未熟なままに身ごもる過程が、習慣的なものに捉えられ、途端に怖じ気付くだけに、捉えるべき理想も、供給されるだけの意味に堅持するだけの現実に引っ張…

変える

あたたかい世界が、 君を包む。 ただ無垢であるとは、 感覚を消費し、 痛みに耐え、 もだえる日々に、 得るものも無ければ、 はしたない現在に、 信じ抜く意志だけが、 今をきらびやかに変える。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 正体を隠し、勇躍し、凶暴化する正義や、偽装される真理や、真偽を謳い、犠牲心に浸り、悲劇に至り、訝る先に限度を用い、貧寒な時折に織り込む夢や、喜劇などを用い、帰路を失い、期限に尻込みし、確かなものすら、足かせに変わ…