昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-21から1日間の記事一覧

きらめく意志

金のにおいしかしない街を越え、因果律に賄賂を送り、時間と空間や次元に阻まれずに、現在を超克し、調律する運命が、確かな音色を放ち、印象にとろけ、吐露する思いは、ノウハウや、ニュアンスや、マニュアルばかりで退屈だから、私は、踏み込んだ意識に、…

帰り着く

ひとつの価値に陥り、 偏る意見で、 何かを蹴落とすよりも、 寛容に受け入れよう、と 努力はするが、 すがるだけに至るような 理由に偏るだけに、 勝ち誇り、 何かを受け入れているようで、 何かを見落とし、 自らを蹴落とす結果に至り、 陥る闇は、 心地よ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 愛とは、互いに距離を持たず、与えられた影響を、そのまま受け取るのでは無く、与えられる影響を、不器用ながら感じ、分け隔て無く、順序も規律も無く、対象に用いる善悪すら消え去り、互いの支えになるよりも、互いを高め、書き…

規約に反する者

夜通し見つめる火のぬくもりを伝う意識的な都合を合わせるだけの精神世界での対立を終え、偶像崇拝に至るだけの完備された世界へと運ばれる意思的な終わりに蔓延る悪意などを牛耳ろう、ともくろむ独裁的な粛清が迫り、狭まる価値に安易なものを求め、席巻す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 救われるのだ、と報いを求め、受け入れる価値が生み出すカタストロフや、朗唱される真理や、多目的な意味に従属する真偽などにまつわる正義が、平静を謳い、弊害となるだけの自由を用い、自らを隔てる惰性さや、最愛のものを奪わ…