昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-22から1日間の記事一覧

ドロップアウト

世界の端に触れ、発端となるものを唱えずに、何故?と告げる慟哭も、くたびれた明日に現れるエチュードや、悲恋にうずくまるこたえも、裁かれるだけの原理を応用するほどに、束縛され、そぐうものとして、偶像を愛するだけに至る。全壊する意識を傍観し、構…

叙情的な傘

過ぎ去る場面が断続し、弛緩していく感情は、路頭に迷う事無く、言葉数も少なく、因果律から離れ、銀河へと旅立ち、立ちすくむ思いが、恒常的な理論へと陥る以前に、前頭葉を走り抜ける天馬や、勇躍する主観からあふれるものが、物語を硬直させ、引責し合う…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 入り込む意味が、素直さを失い、しいたげるだけに、意味を枷に変え、リアリティーを失い、あいまいな同一化から、同一視するものが、今に虚偽的な理想を授け、預かる意味が、ずけずけと徘徊する。はばめるだけに至り、歩幅を合わ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 大義も忘れ、裏切り、荒ぶる精神は、口唇期に浸り、吸い続ける屈辱を、短絡的な怒りに変え、その、怒りに耽溺し、自らの闇へと陥り、うやむやにされる痛みは、さらなる怒りを増幅させ、君を踊らせる君自身が、孤独を恐れ、魯鈍な…

名残

懐疑的な日常に つなぎ合わされる貪婪なものや、 鈍磨な感情に響くような、 確かな愛も、 思い違いにより、 足かせに変わり、 世界を奪うだけの 結論に至り、 いぶかる先々に、 高圧的に迫る 季節に従事するよりも、 生じるものを、 純粋に愛するという 利己…