昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-10-31から1日間の記事一覧

犠牲心の遥か上

君、唯一へだてるものを持たない惰性な聖者を超え、関心に距てられずに、無情な時を飛び越え、応じるだけの呼気に席巻されるだけの生命に平衡するものを疎外させるような哲学的な抵抗を続ける物語の先々で対立する由縁に反する者よ。閉じる思いは、誇示する…

刹那

寝起きでドアの隙間から、 猫の運動会を見る。 ドタバタ走り回り、 のらりくらりしている 頭をかき回し、 刹那へと消え去り、 遠くで鳴き声ひとつ。

甘いひととき

偶像の街は、多くの傍観者を作り上げ、似非ナショナリズムや、プチブルなどが作り上げ、崇めるだけの亢進から、欠如していく神経的な疎外感から、渇望していくほどに、ほどこされる愛は、憎しみを生み出し、隅に追いやられる意識は、衰亡し続ける自分を嘘で…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 妨げるものも無ければ、表現は、自由を思うこともなく、こだわる必要も無ければ、瞬間にやどる短絡化したイメージを破棄し、自らに行き着き、行く先々で発奮し、歯切れの悪いことや、言葉数も少なく、今に近づく鈍麻な思いが、冬…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 徘徊する意識の破壊的な独白を聞き、物語に加速する復元されるだけの過去を蛇行するほどに、ほどこされる苦しむは、今に簡素な理由を持ち込み、苦しみを倍増させるだけに浸る痛みへと加工される今に偽善的なものや、偶像崇拝を加…