昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-11-02から1日間の記事一覧

辺境の地

誰にも罪は無く、罪とは、誰かに背負わされるもの、だ。死して尚、生きるのが、言葉だ。欠乏していく未来に与えるべき理想も、境涯に阻まれ、移行していくものに飲み込まれ、コアを失い、最たる意味を喪失し、証拠の中で、裁かれ、謀る者が、気配を奪い、牛…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 あいまいな雨に濡れ、不機嫌な参道からうなだれたように流れるポップソングにすら打ちのめされるような冬の浮遊感や、フュージョンする先に生み出される軽減されない痛みから、サイクルを生み出すだけの悲劇とネオン街の悪夢や、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 物事の上澄みをすくい、清透なものへと引き返し、あらゆる論理は、正義を超越し、自らの新しい時間に乖離し、懐疑的な傷口を這う痛みや、永劫に帰結し、さらなる神秘を追いかけ、課せられたものを脱ぎ捨て、対象を捨て去り、さら…