昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-11-08から1日間の記事一覧

還元される苦悩

次から次と、似たようなものや、同じようなものが生産され、採算を合わせようと目論み、用途を謳い、意思を奪う。シンプルな命や、新品の今朝を交換し、よどんだ日常へと血を吐き出し、カタトニーに至り、曖昧な現在に計測される思いに帰属し、浪費する過程…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 描くことにより、何よりもまさる今にも、まさぐる先々で乖離し、戒律を生み出し、定理に基づき、自らを従えさせるほどに、魯鈍さを補填し、批判的に迫る意味を帰結させ、生産的な猶予に孕む愛だけが、関係性の静謐さに気付き、自…

傍観者どもの覇権

星屑降り注ぐ夜にシェイクされる癒えない傷から、加速する十字路へと加工される品位に貧寒なものが突き刺さり、つたない意識は、汚いものを掲げ、邪推し、心証やシンパシーに軋轢を加え、出来合のものを愛し、病み続けるだけに浸る憂鬱に感応する官能的な濃…

稀有なもの

私は感覚でしか、 気配を察知できず、 何かを支配するだけに、 堅持するものに、 肉薄しては、 様々な敵意に嫌気がさし、 些細なことに訝り、 繊細さも無く、 ただ遮る利己的なものを昇華し、 背負う義務や、 気負うだけに、 競う今に、 希望すら持たずに、 …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ヘンリーは、近付くものの暴徒化を傍観し、箇所に迫る暗鬱な労働を終え、期日に反する要約から、関連する動機に死を巻き込み、修羅へ、と至るほどの境地にひずむリズミカルな煉獄を徘徊し、新緑の深夜や、ハーモニーを忘れた鳥た…