昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-11-22から1日間の記事一覧

瞬時に超える冬も神秘的

はじめてむかえる冬が少し恐いと言った君の微かな寝息が、空間で鎮座している。合致しない意識の擦れを観測し、簡潔的に結ばれる意識が、清純な記憶をまさぐり、すべてを汚すのだ、と性悪説に汚されている人々の墓地を越え、閉鎖的な予感だけを信仰していく…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 君を追うものも無ければ、今にバラバラになり、担う意味すら不意に消え、ふんいきに加速するものが遊びをくり返し、足かせを嵌め、世界を認識すべきだ、と求められるだけの答えに増える暗鬱さを疎外させるべく、世界とは、今に認…

還元される苦悩

次から次と、似たようなものや、同じようなものが生産され、採算を合わせようと目論み、用途を謳い、意思を奪う。シンプルな命や、新品の今朝を交換し、よどんだ日常へと血を吐き出し、カタトニーに至り、曖昧な現在に計測される思いに帰属し、浪費する過程…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこに与えられるものに抗い、刹那にからまる動機や、有する価値に迫るセンチメンタリズムや、カタストロフの一切に朗誦されるものを咎め、互いにぶつかり合うものが傀儡と化し、換算され、加算されるほどに、感覚は損なわれるな…

軽い身体

軋む思いが ギシギシ唸る深夜、 思い浮かべる 浮かない様子や、 生産的に行われるものが 奪い合うだけの、 苛烈な照合から、 合否を謳い、 導く意味から、 意図を奪うだけの、 全体主義的な撹乱から、 未熟な真理に浸り、 意味を履き違え、 意思を奪うだけの…