昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-07から1日間の記事一覧

反する意志

私たちの無念さが、何度も意味の中で織り込まれ、小さな思いが、やがて、大きな流れに変わり、革命へ、と移行し、完全性を求めるだけの惰性な世界から放たれ、自らを暗示するだけに至らせるような軽薄な自己啓発から逃れ、哲学的なモラトリアムに孕むべき愛…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 生きる事の端々に抵抗を加え、似ているもののすべてを排除し、ただ自らのオリジナルの精神で瞬く間にひるがえし、奔走する先々に促されるものを飛び越え、露骨な支配や、軽薄な気配に沈積するものをすなどるだけの垂涎する輩が促…

くたびれた街

私は、依然としてなにも知らぬままだし、 ただ、惰性に迫る意思的な終わりや、 はじまるだけの今に すこしずれていく観念や、 懐疑的な日常に背反し、 阻まれずに、 自らの意志だけで動くことに 置き換えられるだけの答えを捏造するだけの 意思的な狡猾さを…

不服従

微かな記憶に打ち寄せる闇が、進化を妨げ、意味合いに退化すべきなのだ、と体系的なものに関わる顛末へと運ばれる起因に押し寄せる絶望が、全貌を奪い、咎めるだけの意味や、寂寞に果たされる義務や、空疎な思いに打ち明ける断続的な支配の気配や、継続する…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 強靱な意思だけが、代償などを求めずに、ただ現れるものを、そのままに愛し、表現を続け、汚い過去を飛び越え、 転じる由縁や、まさぐる過去や、偶像崇拝を続けるだけのつたないあの子の標石を蹴飛ばし、帰る場所すら不必要だ、…