昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-09から1日間の記事一覧

ミニマルな冬

古びた身体に重なる哀愁がただよい、シンクロし、ただ、寄り添う形に恐れは消え去り、起源を失い、あいまいな現在に浸す意味から、関連する状態に蔑むだけの帰路を捨て、傍観者が浮かぶジレンマの山々を越え、病み続ける意識に併走するだけの凡庸な価値に降…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ありあまるものを持ってすこし黙る。互いの目的の中でえこひいきされるだけのものが、価値を用い、互いを責める間に緩慢な消費から、短絡的な動機へと解消されるだけの快楽へと原点は逃避していき、逸脱する先に訝り、堅持する意…

愛すべき知

素直に書けないから、 素直じゃないままに 邪推し、勝手気ままに踊り、 王道は歩まずに、 応じるままに答えに 引き出されるような 意味にかかわらず、 我に課するものすら無く、 関する先に現れる 優越感こそ、 空疎なものであるから、 換算されるだけの今に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 健全に用いられる正しさも、すぐさま歪み、自らが正しい、と示唆する間に、あいまいな愛は、互いをとがめるだけの理想へと変化し、競うほどに、軽薄な価値に住まいを移し、自らが用いる正否により、正義も、悪を恨むだけの懶惰な…