昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-18から1日間の記事一覧

君のための世界

散文的な夜を孕み、朝帰りする身体に定理が生まれ、何事かにとどめよう、と攻め入り、制度を生み出し、生きにくくして今を捉えよう、としのぐ思いが繰り上げる現在に貧する形や、価値を用い、意味の中で、倒錯させ、自由を奪うだけに浸る意味が、簡素な結末…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 今にも幸福は、邪魔なものになり、義務感ばかりが迫り、慢心に至り、響かぬままに兼ね合い、与えられるものに満足をくくりつけ、自らの自由を奪いながら、自由を謳い、用いられる苦しみを反芻しながら、自らの苦しみを利用し、今…

卑下

様々な思いがぶつかり、 何かの枠に入っては、 はびこる悪意を飼い慣らし、 何が因果であることすら知らずに、 用いられるものを、 破壊し尽くすだけに、 屈折していく幼気な 君の体系も、 健気さを失い、 憎悪に加工される。

孤高の獣

偏愛が示す悔悟を垂涎するだけの意識的なゾンビから、改善されない痛みを巻き込み、呼吸すらもままならない君の今に現れる欺瞞を取り除くべく、旋回する意識が、自由を謳わず、卑劣な悪に感性を奪われずに、今に陥れるだけの問いから放たれ、未熟な真理にも…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 徒に消費される観念から、軽減されぬ痛みがゴーゴンのようににらみをきかし、石化しようともくろむ間に、目をつむり、シンクロする意識との対話から、対立を深めるほどに、つかまつる意味に捕まえられずに、ただ飛び立つ意識は、…