昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-31から1日間の記事一覧

渇いた意思

カテゴライズされずに、私が認識するものを超越するのだ、と静かに筋書きを書き直す手前に迫る意味が、今をめくり、徒に消費し、消失するだけの現在に懸隔を与え、隙間に嵌め込む理由を与えられ、私の中で生まれる境目に用いられる差異との邂逅を終え、交換…

抑圧と暴力性

君の面影にキスをして、純然たる世界に帰り着く。正しい愛とは、運命に反し、今に貧する過去を乗り越え、愛しい思いが促す渇望が、由々しい思いに行き着き、今を確かめ、不確かなものを超越する。罪深いものなど、はじめから居らず、ただ作られたものを消費…

論理的な業を超える意志

優しいからこそ、人とは歪むものであるし、優しいからこそ、卑屈にもなるし、求められるほどに痛みは増すし、阻まれる先に阻まれても尚、抵抗し続ける先に、私が、苦しみを切り開き、些細な意味を超越し、今に浸るだけの原理や、利己的な意味に疎外感を抱え…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 世界とは、確実に苦しんでいるのであるし、同じことを何度も繰り返し、答えも見つけられずに、何度も同じ過ちを繰り返す、まる

夜空

たわわな感情をもぎ取り、 利己的なものを捨て、 慈悲などをうながし、 誰かを低劣なものに変え、 意思を圧縮する先に、 対立し続ける意味に虐げられ、 屈従し続ける先に たどたどしい意思は、 行き着く場所を求め、 ただ寄りかかるだけに、 過去にひたる。

エクソダス

世界を救うものとは、何であろうか?信仰が欲深く変わり、捏造される真理にもとづくエゴが、行為にひざまずき、気付けば、誰もが従うことだけに快楽をみちびき、自らを傀儡として定めるだけに、見つけ出す意味も、今に降り積もる闇に変わり、肉迫するものや…

人間的なものの終わり

静寂に溶け込む君のカタストロフに鎮座する由縁が飛揚させるものが、中空をさまよい、妨げられる精神は膠着し、いたずらに時を消費し、巻き込まれる今に加速し、優越感に浸るだけに広がる意味がせき止め、確かな意味を見えなくするだけに至らせ、狭い世界に…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 讒言と悲鳴だけが聞こえる街。あらゆる原理を相克し合いながら、短絡的な動機と同化するだけの主体性も無いモノクロな心象に戒律を生み出すだけの定理に導かれ、罵声を浴びせ、値を用い、何かを否定するだけに浸る比率から、日々…