昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-01-15から1日間の記事一覧

警醒

生きてると投げかけられるものに際限ないいらだちを感じたりだとか、うるさくつきまとう諦観が、残虐な経路をたどり、浪費するだけの観念が逃避する限りに陰る本質は、魯鈍なものへとなりさがり、些細な出来事で圧壊するだけの連中が支配するコードを与えら…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 同じようなものを着て、同じような者になりきる快楽から、起動されるだけの朝が、機械音と共に混ざり合い、投じられるものに吐き出される吐息や、等位を用い、等級を付けられ、今にねじ伏せられ、ふさぎ込む瞬間に循環する思いが…

メタファー

空虚さをねじ伏せ、 ただ、迫る静寂に 意思をかたむけ、 限りあるものが うながす空蝉も、 歯がゆく散りばめられた、 空疎な出来事に、 デカダンが迫り、 住まいを失い、 ないがしろにし、 ひけらかすほどに、 自らの虚勢をなびかせ、 何かを騙す。

私との距離

終点を持たずに昇華する私は、馴れ合いを深めずに、俯瞰に迫るものが、空間的な迫害へて至らせ、堆積する苦しみが、利己的なものへと変化する前に、変換されるだけの猜疑心や、最たる意味を損ない、理解に至らずに、乖離する先々で、世界性に顛末を与えずに…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 帰る場所もいらず、変換されるだけの価値にケチをつけて、短絡的なものが、思いを隔て、はびこる悪を乗り越え、凍える身体をあたため、互いを確かな愛でからめ、いまある正義を乗り越える、まる