昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-02-05から1日間の記事一覧

陥穽

思えば、腹立たしいことばかりであるし、そこでつまずくわけにも行かず、ただ、行く先々で衝突しながら、今に苦しみながら、林道を越え、静謐に揺らぐぬくもりある午後を待ち、凍える身体をさんさんと照らす太陽だけが、よどんだ感情を取り払い、魯鈍なまま…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 自らに迫る虚栄を取り除き、ロジカルな道筋に緻密さが生まれ、盛り込まれた真実を崇めるだけの意思的なまがい物が長いものに巻かれろ的な幻想を促し、この場面を奪われるだけに至らせ、落胆するだけの余韻や、因果律に引き寄せら…

経過

かけがえのないものを ねだるのが、 人間だって認識である。 そこに知識や、 礼節などを巻き込み、 ただ増やされる思いが、 今を包括できずに、 破壊するだけに至る。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 未知なものが広がり、楽しみ尽くす合間にこぼれ落ちる愛が、確かなものを伝え、途端に現れるものが、正しさなどを謳わず求めずに、ありのままを愛する、まる

慟哭の街

貪婪なドレスを着て、彼女は、綺麗な容姿だが、汚い意思を食すのが普通で、不釣り合いなものを抱えるのが苦痛で、今に用いられるものを翻えせずに、与えられた価値を、そのままに反映するのが正しいのだ、と妥当なものがひしめき、今の使命感を謳い、たどた…