昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-03-08から1日間の記事一覧

混濁

青年達は帰る場所も無く、穢れているのは、彼女である、と自らの法で汚す論理から、利口なものほど、魯鈍なものに陥るだけであり、陰る本質から、憎しみを増加させるだけの日々に嗄声を流し、端的な理論に拘束され、後続する意識は、今に悲観し、引き返すだ…

散漫な正義

彼女たちは、宗教的な和解を求め、聖なる父親像を高めていき、自らを狂わせていく。性的倒錯の夜から、森羅万象を書き換えるリズムに鬱積していく秩序を乗り越え、形成される騎士団に弾圧される前に、自らのタナトスに打ち克ち、性的に映じる死から逃れ、ニ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 蔓延していく痛みに指定される君の義務や、そこでの意味に損なうだけの君の意味にいまにもしりぞく所以や、ここに用いられた命の意味も、緻密ないまに合致しようと目論む成否が促す統合などは、空疎な者に変えるための者になるべ…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 ここに思いがこびりつき、怯えるだけで取り除くこともでいずに、その場で膠着するだけに至る君の苦痛とは、今に思う痛みを、その場で引き伸ばすことだけに専念し、遷延する意味や、散漫な今に現れる繁栄するだけの痛みに飲み込ま…

真偽

真理などは探してもどこにも無く、 現れるものに尺度をあて、 何かを測るほどに、 自らとの距離が広がり、 自らの動機に疎外され、 些細なことで苦しむだけに至り、 見当たらぬものを探したところで、 今につまずき、 陥るだけに至る。