昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-03-19から1日間の記事一覧

芸術性をかき乱す焦燥感

静謐な予言を繰り返す鳥たちが描く時代的な憂鬱に偏執していくだけの抵抗を描く退嬰的な者として、何かの名残を安易に引き継ぐだけの幼い心に変化を求めるだけに怠惰な大人として偏執するだけの影を背負い、欺瞞を促し、偏向し続ける限りにたぎるものが、す…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 神すらも潰えた夜に疲憊した精神は、腐敗を伝え、たゆむ歴史からあまねく続いた日々に有する価値や形をまとい、自らの醜さに気付かずに、自らけがれることを選んだ、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 今に合致するものも、他者を介し、物事を分け隔て、物憂げなものに変え、何かを崇拝し、あたかも必要なもののように捉える、まる

ひるがえす者

退屈な日々をくぐり抜け、名前もない路地にぶつかり、衝動的なニュアンスが近付き、鈍間な感情を昇華させ、時折にひずむ優美な瞬間にくたびれた君の私情に司る痛みなどをまさぐり、偶像崇拝を続けるだけの図々しいエンジェルどもがひしめく老化するだけの体…

着替え

君は一切を超克し、 自らを克己し続ける よろこびを敷衍させ、 ふりしきる雨や、 不確かな何かを重ね、 自らを着飾ることでしか、 自信が持てないようなものでしか 測れぬような価値などいらぬ。