昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-03-27から1日間の記事一覧

過ち

何も見えずとも歩くのが人間なのだよ、と促す先に現れるだけの幻想的な記号の群れが反射的に執り行う義務感に苛まれ、記憶に臆するだけの私情を挟み込み、混同する意識が受理するものや、そこに生み出される水域などは、何かを愚かにするだけの指数や思想を…

指定される前の自己

汚された身体を抱え、私たちは、後退しないように、もたらされる自由を論理に突き刺すだけのシステム的な身近な優劣に支配されずに、多目的な情報に司るだけの短絡的な需要と供給という補完から逃れ、耽溺するほどに快楽とはすり減り、求める欲のほうが増し…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 今に紛失するものが、自己の中をさまよい、あらゆる迷いを生み出し、呈する意味からはみ出し、破壊的な情事に身をくらまし、腐りきった今に機関を生み出し、何かを保ち守るほどに、自らとは、すこしづつ腐るのである、まる

辺り

戸惑いも、どこか遠くでなびく。 対立をふかめる意図が、 今に従事し、軋轢を増やしている。 あらゆる真理は、同等さや、 尊さを用い、何かをなぐさめるが、 ひとえに正しいものや、 理解をふかめてもなお、 馴れ合い離れるものばかり、だ。 なぶられた身体…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 過去から様々なものが供給されるが、ひとつに混ざり合う今は何かリアリティーを失い、即座に過去は、誰かが感じたように思い、そこから乖離し、今にまじわる自分は別人のように感じ、見たもの聞いたものとは、誰からの借り物よう…