眠れぬ時折からエクソダスし、無機質に転換され融合するだけの身体と統合され続けるだけの精神と堕落するだけの途端にエゴイズムが加速し、串刺しにされる生命は、自らの予感だけをたよりに、交換され続けるだけの無関心な身体から解放され、惨憺たるものを…

一人に愛されているよろこびや、 誰かに何か伝わる 自らの正しさの矜持や、 均等さなどないから、 どこかで何かを疎外するだけの こころみから、 言葉もないがしろにし、 ただあふれるままに 昇華させるよろこび。

わたしの、はなしをしよう。 わびしい君のぬくもりが、孤独を拭い、やがて磔にされる午前や、交換され、枯渇するだけにいたる精神を消費し、ゆだねる午後に愛を片し、軟弱な思いを深夜に逍遥させる、まる

自らの未熟さを恨むような惰性な意味を履き替えるだけのエゴから乖離し、理解を得るためにたむろするよりも、矛盾し続ける先に穢れるだけの被害者意識を加速させ、意味を枷に変え、世界に嵌め込まれることだけを目的にがんじがらめになるだけの由縁や、誘導…

わたしの、はなしをしよう。 哀れな者など、どこにもおらず、ただおどけて毎日をすごし、見上げるたびに生まれるよろこびだけが、井蛙な感覚を飛び越え、のどかなままにつらぬく、まる