昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-13から1日間の記事一覧

あいまいなもの

孤独たちも静かに眠る夜だ。不健康そうな遭難者がなびく裏庭でルーツを探るだけの傍観者がフォーカスするものなどは、貪婪に導くだけの過程に怯えるだけの老化を進ませ、薄い膜に包まれ互換されるだけの静謐さに清貧さを求めても、とめどなくあふれる理由な…

帰宅

濃密な時折に飛翔するもの、 悲愁をただよう四季に織り込まれる 意識的なものが閉塞感にたたずみ、 リリカルなものを用い、 自らの落ち度など認めるわけもなく、 そこに与えられた義務が生み出す 空疎な答えに引き出されるだけの意味に アレルギーになり、 …

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 人間の終わりを見ている。うたかたに迫るメロディーが自由をコード化し、加算される原理も情報により商法に変わり、かかえる意味の大きさに耐えかねずに、今に迫る恐怖から逃れるための戦争が激化し、そこで用いられる正義とは、…

奥底に滞留するもの

君たちの飛び立つ姿を見つめ、意味を後にし、旋回する意識が知り得るものなどは、ここに達する間も無く敗残し、記憶の中で垂れ流れる理想などをリロードさせ、リリカルなものすら持たずに、現実におののかせるような枷を嵌めるのが、この世界と名付けられた…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 そこで発展したものも貧相なものだし、そこでもぬけの殻となり、担う意味を着込むほどに非道なものをかかえ、卑屈になり、似合う意味だけが、自らの意思を決定づけるものだ、という勘違いから、偏りは生まれ、そこで発展し続ける…