昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-05-07から1日間の記事一覧

何かの妨げ

純粋な姿勢を持つ思想は、何かを狂わすものを持ち、自らを見失い、闘争へと身を捧げる。その供儀に参加する意識的な誤りすらも、誤りとは認めらず、何かに没入し、没落しても尚、自らを正しいとすることを否定はできない。用いられる均衡とは、所詮は測り、…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 どんな細胞もみな一つの場所に帰り、同じところで、のびのびと生活し、渇望することもなければ、もとめるだけで疲れることはない、まる

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 空の裂け目から言葉が降り注ぎ、他人を描写するだけの無感覚な帰り道や、今にも乖離する出来事がもみ合いながら、愛されるべくもとめる愛を捨て、自らを愛し始める、まる

歌い上げるような愛

神も身もだえするような孤独を乗り越え、延々と連なる永遠性を否定し、被害者意識が売り買いされ、ここでの些細な意味が災難を生み出し、カタストロフへと至らせるような悲劇から、貧寒なものをモジュール化し、今を席巻するための権力として倒錯へと誘うだ…

瞬間

仰々しく持ち上げられたものが、 正しさを用い、 自らを正しいように 示す容易さや、 用いられた自由に引き摺られ、 自らを不自由にする。